伊吹山もりびとの会
5月の自然観察会レポート
令和4年(2022)5月21日(土)開催

伊吹山北尾根での観察風景

参加者  13名(会員10名、非会員3名)
観察コース  国見峠 → 北尾根 → 国見山過ぎ(昼食) → 折り返し国見峠へ下山
5月の伊吹山自然観察会は初めて本山を離れて北尾根を探索する企画をたてました。お天気が少し怪しく当日キャンセルもあり、参加者はやや少なく13名となりました。カッパを着るシーンもありましたが、風はなく涼しい環境で観察会ができました。
       
  
 参加者13名は伊吹薬草の里文化センターに集合し、会員3台の車に分乗して登山口の国見峠へ。お天気のせいか駐車場所はガラガラでした。登山口からしばらくは植林帯が続き歩きやすい道ですが、自然林に変わるところから尾根に取りつくまでは急登となり、みんな慎重に登りました。花の方はこのエリアも鹿の食害が酷く、かつて花の宝庫だった面影はかなり薄れていました。それでも、ハクサンハタザオ、終わりかけのヒトリシズカ、咲き始めのフタリシズカ、アカヒダボタン等のネコノメソウ、ヒメレンゲ、ミヤマハコベ、紫色のマムシグサ、ラショウモンカズラ等々を観察できました。
  
 尾根に取りつくと道は平坦になりメインのエビネ群生地までは楽に行けました。尾根の周辺もかつては緑が生い茂る道でしたが、鹿の食害か遠くまで見渡せるほど緑が少なくなっていました。ただエビネは不思議と鹿が食べないのか見事な形で群生が残っていました。たっぷり時間をかけて観察を楽しみ、昼食タイムの後、来た道を戻りました。

  
 この尾根で鹿に影響されないためか、花が咲いているのは少なかったですが、たくさんの種類の樹木が見られ、帰り道は樹木の観察をたのしみました。オオイタヤメイゲツ(ハウチワカエデ)、シロモジ、マルバアオダモ、サワフタギ、マユミ、ナナカマド、道に花穂を落としたアズキナシ、道に実を落としたオニグルミ、珍しいヒトツバカエデやミツバウツギ等々。行きで急登だったところは帰りは激下りとなり、みんな慎重に一歩ずつ下りました。全員無事峠まで下りてきました。最後に記念写真を撮って観察会を終了しました。

                 
                   
  

今回目的の花 エビネ群生

   

その他の観察した花